かずみエッセイ

一片の文にて、君の瞳に輝きを取り戻したい

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一度に一日ずつ、生きることを教えた人がいた。

京都から東京へ来た女性が言ったこと。

空きの時間があると、本を読んでいた女性の朝のスピーチで話した内容です。

「ピダハンと言う本を、紹介します。」から始まって、
ピダハンとは、アマゾンのジャングル奥地に住む集団の人たちのことです。彼らの概念には、過ぎ去った昨日やこれからの未来が無いのです。
とても、厳しい環境の中で生活をしていますが、なぜかいつも笑顔で幸せそうに生活をしています。

その人たちには、宗教と言うものもありませんが必要ないのです。今日という一日の現状を、生きることに懸命で逃げたりしないからです。

みなさん、分かりますか!。
今日のこの現実しか世界が無いとしたら、
今が全てだとしたら、
明日、何が起きるか分からないとしたら。

それでしたら、今のこの時しかないでしょう。
時間の流れとともに、色んなことが起きるのです。

このときに、私たちは生きていることを実感しているのです。
これは、凄いことだと思いませんか!。

私は、生きている。

『天国は何処にもなく、私たちは、天国に住んでいるのです。今日、この瞬間が大切なんです。』

『過ぎた事はどうでもいい事、明日の事は知らない事で、一度に一日ずつ生きて行けばいい。』


それは、確かに生きていくことは一日一日の積み重ねに過ぎない。ただそれだけのことでした。

《生きることは、今この現実の瞬間の積み重ねしかないし、生きれること自体が楽しいのです。俗に言う天国だと言う事》

このことを、忘れていた自分がいた。

一度に一日ずつ生き楽しむことを教えてくれた人は、京都から来た女性でした。

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